闇は払えないし霊感もないけど不思議体験を語っていく⑤ーモグラー

不思議体験

※アフェリエイト広告を使用しています。

こんにちは、みょうびです。

私が小学校低学年の頃だったと思う。

その日は家の外が不思議な空気に満ちていたと記憶している。

当時子供だった私には不思議な空気とも思わず、世の中にある色んな事象の一つとして捉えていた。

そんなこともあるんだな、、、と。

妹と庭で遊んでいた時にそれはやってきた

何処からともなくやってきた。

昼間は滅多に姿を見ないし、地上で見掛けるのも珍しかった。

モグラが歩いていたのだ。

家の周囲は森と草原と畑なので、何処からでも出てこれると言えばそうなのかもしれない。

婆ちゃん家から家に繋がる小道を横断していた。

歩いていたというか、子供の頃の記憶だと歩いていたように見えただけかもしれないが、、、。

とにかくそれは移動していた。

家に向かって移動していて、あと50センチも進めば家の壁にぶつかったと思う距離だった。

モグラの平均的な移動速度なんて当時は知りもしなかったから、その小さな行進には何の疑問も抱かなかった。

子供から見たらモグラはそれはそれは面白いし珍しいし好奇心の一部分をガッツリ満たしてくれるに違いないと、近くにいってようく観察してみることした。

生気があるようで無い

間近でそのモグラを観察してみた。

身体がボロボロでグネグネと動いていた。

小学校低学年にそれが何であるのかを理解するのは困難で、取りあえず助けたいという気持ちで母親を呼びに行った。

状況とモグラの様子を母親に話すとイライラしながら家から出てきた。

「何にもいないでしょう!忙しいんだからふざけてるんじゃないよ!」

怒られたことよりも、それが見えていないという事実に私と妹は顔を見合わせて絶句した。

蠢くものの正体

家に向かって徐々に進むそのモグラは家の壁まであと30センチ程度のところまで迫っていた。

生気が無いのに動いているそれは、不気味であり不思議だった。

棒を持ってきてつついてみることにした。

少しだけつつくとグネグネが大きくなった。

思い切ってギュッとつついてみると、白いウジ虫のようなものがワッーっと出てきて散り散りに逃げて、逃げながらスーっと透明になり消えていった。

急な事で私も妹も悲鳴を上げたが、逃げたそれらは何処を探しても居なかった。

残ったのはペラペラでボロボロのモグラの皮一枚。

骨も肉もない、頭蓋骨すらもないモグラの皮が地面に陰のように張り付いていた。

ネズミではなくモグラだった

間違いなくモグラだったが、はたしてそれは私の知っているモグラであったものなのかは分からない。

気味が悪くなった私はスコップを持ってきて、それを埋めた。

後に、婆ちゃんと爺ちゃんにそのことを話したが何か難しい事を言っていたように思う。

ただ覚えているのは、素手で触っては絶対にいけないと言われたことだけだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました